前にも記したようにMUSIC MAGAZINEは創刊号から愛読してきた。しかし、ここ十数年間はRECORD COLLECTORSの方が面白くてご無沙汰していた。2008年7月号の特集が「CDはどこへ行く」とあったので久しぶりに購入してみた。
色んな意見が載っていた(詳しくは本誌をご覧くださいね)。が、著作権料の支払額は毎年微増しているというデータをみる限り、音楽が聴かれなくなったということではないらしいのでまずは一安心。
私が思うに、CDの売上げ減少の理由は、1.値段が高すぎる(アルバムで1,500円ぐらいが妥当か?) 2.品揃えが悪い(旧譜を含め、欲しいCDが揃っていない) 3.購入時の参考情報がない(POPなど) 。
売り手の都合は無視して、買い手の都合だけで記すと、このようなことをあげたい。まあそれはそれとして、決定的な理由は「音楽への愛情が希薄になりつつある」ことだろうと思う(私も含めて)。
レコード屋さんで買ったアルバムを一刻も早く聴きたくて、家に飛んで帰った・・・こんな状況がほとんど皆無になっている。無論これは私だけでなくみなさんもそうだろう。
計算すると2日に1枚のペースでCDを買っている私だが、これはスゴイ!と感動するアルバムに出会えるのはごくわずか。感激とか感心するアルバムはけっこうあるのだけど・・・。
▼
MUSIC MAGAZINE 2008/7月号