長い間待ち望んでいた本をようやく読むことができた。書き出しの「ウィーン、一九五八年九月二四日午後。デッカはリヒャルト・ワーグナーの≪ニーベルングの指輪≫全曲の、史上初の商業録音に着手した。・・・」を目にしただだけで胸が熱くなってきた。
思えば早や40年近くが過ぎてしまった。黒田恭一氏訳の「RING RESOUNDING」を読みたくて四方八方探し回ったが手に入れることができなかった高校時代からの願い、それが山崎浩太郎氏の新訳でかなった。 ショルティ&ウィーン・フィルによるリングを初めて聴いた時、音楽性よりもむしろ音響面での演出に強い感銘をを受けたことを鮮明に覚えている。同時にジョン・カルショーというレコーディング・プロデューサーの存在の大きさも。 コンサートを否定するものではないけれど、この新訳を読んでレコード芸術の素晴らしさを改めて確認することができた。出版に向けて努力された方々に敬意を表したい。 RING RESOUNDING by JOHN CULSHAW ニーベルングの指環 GAKKEN ![]() ![]() |
ドリーム・シアターのカヴァー・シリーズ、ついにディープ・パープルの最高傑作ライブ・イン・ジャパンを侵食、と聞いたのは3ヶ月前。ようやくゲットできた。録音会場は大阪厚生年金会館・・・ではなく大阪のNHKホール。2006年録音。
ハイウェイ・スターのヴォーカルでいきなりずっこける。「あの頃のイアン・ギランはやっぱりたいしたもんだ」と一人納得。ギターはG3でおなじみ我らがジョン・ペトルーシ、さすが余裕のギター・ワークを披露してくれる。でも「切れまくり リッチーの方が・・・」とないものねだり。続くチャイルド・イン・タイムはベスト・トラックだ。先ほどとは別物のヴォーカルがステキ。 全体的に、遊び心のある音楽が好きな私にとって大変に楽しめたアルバムだった。でも、これって誰が買うのだろう。DTファン?パープルのファン?私のようなひねくれ者が買うんだろうな、ヤッパシ。DTのオフィシャル・サイトでの販売というのも頷ける話しだ。 ミックスとマスタリングをなんとパープルのロジャー・グローバーが担当という配慮がうれしい。しかし、アタックとかソリッド感がいまいち。おまけに完全版同様にカッティング・レベルが低め。ラウドネス・ウォーとかの問題もあるけど・・・。 PS.ハイウェイ・スターはYOU TUBEの韓国でのライブの方が出来が良い。チェックをぜひ! MADE IN JAPAN YTSEJAM YTSEJAM015 ![]() ![]() |
不思議といえば不思議、ジョン・レノンの命日に届くとは・・・。ドリーム・シアターのマイク・ポルトノイが中心となって編成されたYELLOW MATTER CUSTARDの2003年ニューヨークでのライブ2枚組。
オープニングのマジカル・ミステリー・ツアーはさすがに違和感があるが、M6のアイ・コール・ユア・ネームあたりから快調に飛ばしていく。平穏無事な演奏が続き、いよいよDisc1のラスト曲ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス・・・やっぱり本性をあらわした。ポール・ギルバート(Mr.Big)のギターが水を得た魚のごとく轟然と響き渡る(笑)。対比の鮮やかさにビックリ! DTのファンならご存知だろうが、マイク・ポルトノイのアプローチにはほとほと感心させられる。次はどのバンドをカヴァーしてくれるのだろうか?ストーンズあたりはどうだろう。ちなみにジョー・サト絡みのマット・ビソネットも参加している。 ONE NIGHT IN NEW YORK CITY ???? RA-014 ![]() ![]() |
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ベンチャーズ命!で45年
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団塊世代のオヤジですから、当然ヘンテコなアルバム・レビューになるだろうことは容易に想像できることと思われます。
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輸入盤に掘り出しもの多し!
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ベンチャーズ少なし、反省
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