中山康樹さんが「ビートルズから始まるロック名盤 (講談社文庫) 」を上梓。はじまりがミート・ザ・ビートルズで、締めがアビー・ロードの紹介。なので、てっきり090909のビートルズ騒ぎに便乗したのかと思っていたらそうではなかった。
キャッチコピーは「中山康樹初のロック名盤本!ビートルズのアメリカ上陸(64年)を起点に60年代後期を対象に50枚を解説」となっている。なお、書き下ろしで500円。安いこともあって中山康樹ファンの私は即購入。主要なところをざっと目を通してみた。1アルバムの紹介に3ページをあてている。公平な配分だ。 するとベンチャーズのライブ・イン・ジャパンが載っているではないか。う~む、中山康樹、初のベンチャーズものだ。熟読してみた。ところどころに「もう、こんなこと書いてからに(ちょっぴり怒)」などの部分が散見されるものの、概ねベンチャーズへの愛情が感じられたので結果オーライ。 ペット・サウンズ/ビーチ・ボーイズの項は、さすが中山康樹!オーラいっぱい、説得力にあふれた文章だ。ブライアン・ウィルソンの凄さが良く伝わってきた。無視していたモノ・ヴァージョンでペット・サウンズを俄然聴きたくなった。 聴きたくなった・・・そう、氏の本を読んでいるとやたらと紹介されているアルバムを聴きたくなるのだ。紹介本はこうでなくっちゃ! おまけでベンチャーズも・・・!私のレヴューもあります。 スポンサーサイト
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Ver.8が出ていた。ナント2,400円! 厚さが4センチになった。ページ数も1,100を軽く超えている。アルバム紹介も562枚(愕)。
Ver.1から買い続けていて、これはもう義務以外の何物でもない。新しいアルバムが溜まると不定期に出てくる。ブートも含まれているので見逃せないし、加筆・訂正もあるので必ず買っている。 独断と偏見(悪いとは思わない)がけっこうあるが、氏の文章を読んでいるとなぜかマイルスを聴きたくなる、ポジティブになる。だもんで、マイルスにはまってしまった。 ちなみにエレクトリック・マイルスが好きだ。白眉は1969マイルス 「自分のアルバムをジャズコーナーに置くな、白人のロックの連中と並べて売れば何倍も売れる」と豪語していたマイルス。これこそが革新というものだろう。 マイルスを聴け! (〔双葉文庫〕) ![]() ![]() |
![]() RECORD COLLECTORS 株式会社ミュージック・マガジン 中村とうよう氏が興されたニューミュージック・マガジン(現ミュージック・マガジン)から派生したレコード・コレクターズを、1981年の創刊以来ずっと愛読している。私のバイブルである。 恒例のリイシュー・ベストが掲載されている08/02月号を読み終えた。物欲を刺激されてしまった、いつもこの調子だ。 聴きたい・欲しいCD→U2のヨシュア・トゥリー~スーパー・デラックス・エディション、ウォーカーズ・ブラザーズ・イン・ジャパン、ユニバーサルのSHM-CDシリーズなどなど。 さて、リイシューCDの購入動機ベスト4だが、1.学生の頃お金が無く買えなかった。2.リミックスやリマスターで音質が向上している。3.紙ジャケなどパッケージの見直しがされている。4.未発表曲がボーナス・トラックで追加されている。などが挙げられる。 ということで、私のオールタイム・リイシュー・ベストCDだが、なんといってもサンタナのロータスの伝説だ。演奏はもちろん、横尾忠則氏の手になる空前絶後の22面体ジャケットが素晴らしいからだ。レコードはパッケージ・ソフトであることを見事に証明した尊敬に値する作品だと思う。仕事柄どうしてもジャケットに目がいってしまう自分がいる。 ところで、過日ネットで緊急告知 あの!「レコード・コレクターズ」全巻入荷!!とあるのを見つけた。創刊号が5,000円・ジャズ系の時代の号がおよそ4,000円、そしてロック・ポップス系へとリニューアルした86/07月号はナント10,000円!とある。 「ふ~ん」とあきれたり、「バック・ナンバー全部売れば数百枚ぐらいCDが買えるな」と物欲にかられる初春。 SONY MUSIC MHCP-1002~1004 ![]() ![]() |
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ベンチャーズ命!で45年
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団塊世代のオヤジですから、当然ヘンテコなアルバム・レビューになるだろうことは容易に想像できることと思われます。
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輸入盤に掘り出しもの多し!
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ベンチャーズ少なし、反省
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