ピアニスト、アリス=紗良・オットをTBS「情熱大陸」で見た。ミュンヘン・フィルの指揮者トーマス・ヘンゲルブロックを自宅に招いてリハーサルを演っていた。思わず魅入ってしまった。躍動感、緊張感、高揚感・・・二人の丁々発止のやりとり、それは見事だった。 前々から気になっていたピアニストだった。彼女の音楽が伝わってくるような雰囲気のある容姿が生かされたジャケット。しかし、国内盤は高い!てな訳で購入は後回し。ついつい、ランランが弾いているというので「のだめ」の3枚組み映画サントラを購入してしまった。 しかし、前述の情熱大陸に後押しされてショパン「ワルツ全集」を即買い。1曲目の「華麗なる大円舞曲」にブッ飛んだ。天衣無縫、自由奔放、これはまるで のだめ だ。素晴らしい!気に入った! 青い、若い、表現がかたい・・・などなどネガな部分が多々あるのも事実。いわゆる音楽通には受けないと思う。 しかし、重箱の隅をつついてるばかりでは才能は育たない。ここは彼女の面構えに賭けてみたい。数年先、数十年先、きっと大きく羽ばたいてくれるピアニストだと思う。 スポンサーサイト
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SHM-CDに続きHQCDやBlu-specCDなどと高音質盤が続々と登場してきた。高音質と謳うからにはどの程度良くなっているのか?、が当然のこととして気にかかる。そんな時に便利で安上がりなのが、従来盤と一対一で比較できるサンプラー盤だ。
同一マスターから起こした従来盤プラス高音質盤の二枚組みでおおよそ1,000円程度だから、厳密な比較ができるし、財布にもやさしい。てなわけで近頃はこの手のサンプラー盤を聴き漁っている。 そんな中で光っていたのがDENONのリマスタリング&HQCDシリーズだ。大きくなった器(HQCD)にあわせて音作り(リマスタリング)を行うというアプローチは現時点でDENONだけだ。恐らく将来的にもこの方向になるのは間違いないと思う。 さて、インバルのマーラー5番だ。 まずは従来盤から・・・1986年の録音だが当時話題となっただけあってワンポイント特有のスッキリクッキリアンビエント系でさすがと思わせる音質。20年余り前の音とは信じ難い。 次はお待ちかねのHQCD盤・・・冒頭のトランペットの浸透度合い、中低域の充実ぶりに思わず唸る。力強い響きで音楽に説得力がぐんと増している。これはスゴイ!音質の違いうんぬんより音楽そのものが光り輝いている。 高音質盤に若干の?があったけど、これならば買い換えなくてはならない。ということで、早速HQCDのマーラーを購入。2,100円也。さわりではなく全曲を通して聴くと感慨もひとしおだ。満足感非常に高し。 ![]() |
長い間待ち望んでいた本をようやく読むことができた。書き出しの「ウィーン、一九五八年九月二四日午後。デッカはリヒャルト・ワーグナーの≪ニーベルングの指輪≫全曲の、史上初の商業録音に着手した。・・・」を目にしただだけで胸が熱くなってきた。
思えば早や40年近くが過ぎてしまった。黒田恭一氏訳の「RING RESOUNDING」を読みたくて四方八方探し回ったが手に入れることができなかった高校時代からの願い、それが山崎浩太郎氏の新訳でかなった。 ショルティ&ウィーン・フィルによるリングを初めて聴いた時、音楽性よりもむしろ音響面での演出に強い感銘をを受けたことを鮮明に覚えている。同時にジョン・カルショーというレコーディング・プロデューサーの存在の大きさも。 コンサートを否定するものではないけれど、この新訳を読んでレコード芸術の素晴らしさを改めて確認することができた。出版に向けて努力された方々に敬意を表したい。 RING RESOUNDING by JOHN CULSHAW ニーベルングの指環 GAKKEN ![]() ![]() |
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ベンチャーズ命!で45年
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団塊世代のオヤジですから、当然ヘンテコなアルバム・レビューになるだろうことは容易に想像できることと思われます。
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輸入盤に掘り出しもの多し!
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ベンチャーズ少なし、反省
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