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やっぱりベンチャーズ!!!  >> TOP
’60~’70を中心としたグッドミュージックを独断と偏見でご紹介
ベンチャーズの真髄は俯瞰力だと看破した!
まずはシーン説明から・・・
珍しく家には私一人、そういう場合はたいてい Play it Loud!ベンチャーズ必殺の2枚を聴いた。(クルマのオーディオが壊れたものでホームオーディオにて。当たり前といえば当たり前だけど全然違う、怒涛の迫力だ!)

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まずは、シングル・コレクション VOL.1。TOCP-7824
やっぱりモノラル・ヴァージョンは迫ってくるものが天地の差。とりわけ顕著なのが「ラップ・シティ」だ。ステレオとは別録りでリードがダブル!聴くならモノラルだ。音質的にはCDよりもシングルのアナログ盤が最良。


「イエロー・バード」はベンチャーズの隠れ名演奏第一位だと思う。ここらへんの演奏ができるというのは、エレキ・インスト・バンド数あれどベンチャーズしかいない。リードはノーキー・エドワーズだろう。チェット・アトキンスを彷彿とさせる。


「青い渚をぶっとばせ」、これは大音量で聴くと分かるのだが、まさにメタルだ!切れ味抜群のキリッとしたサウンド。


メタルとくれば「スウィンギン・クリーパー」と「ペダル・プッシャー」は正真正銘のハード・ロックだ。特に後者は例の偽ライブ盤がスゴイ!このころのベンチャーズは、素晴らしくキレている。この曲を聴かないとベンチャーズの真髄は味わえない。代表曲ばかりでなく、このような曲をぜひ Play it Loud!・・・。


全24曲を聴いて改めて思ったのだが・・・演奏力+アレンジ力+創意工夫力+俯瞰力=ベンチャーズ。凡百のエレキ・インスト・バンドと決定的に違うのは「俯瞰力」だと最近、看破した。


もう1枚の「ゴーゴー・ベンチャーズ」は、また後日に。俯瞰力の説明も併せて・・・。
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【2011/09/11 18:05】 | ベンチャーズ
ベンチャーズがついにロックの殿堂入り!
「2008年3月10日、ベンチャーズがマドンナらと共にロックの殿堂入りを果たしました!」


ついにと言うべきか、やっとと言うべきか、この日がやってきた。ベンチャーズを愛する私としては、この上ない喜びの日となった。せっせと投票を続けてきた甲斐があったというものだ。


音楽界に多大な貢献をしたアーティストの功績を称える「ロックの殿堂」にサーフ・インストゥルメンタル・バンド、ザ・ベンチャーズ、 あのマドンナ ~中略~ イギリスのビートバンド、デイヴ・クラーク・ファイヴそしてムーディーなシンガー・ソングライター、レナード・コーエンが、今年度の候補者として発表された。 ・・・との記事をネットでみかけたのはついこの前。


サーフ・インストゥルメンタル・バンドと紹介されているのがなんだか??? アメリカと日本でのベンチャーズに対する認識の違いがあらわれている。この認識の違いが、どうしてベンチャーズがロックの殿堂入りをしていないんだ、につながっていたのは明白だと思う。


なお、ニューヨークでの授賞式の様子はネット配信でご覧になれる。


以上、おくればせながらご報告まで・・・。




【2008/05/01 02:06】 | ベンチャーズ
ベンチャーズにも偽装問題が! (笑)
イギリスの Ace Records から In the Vaults, Vol. 4 が発売となった。今回の目玉はベンチャーズ・オン・ステージ (BST 8035、’65録音) の拍手・歓声なしヴァージョンだ。つまり、BST 8035 は偽ライブ盤だったということが証明されたわけだ。


ちなみに、超名盤である ベンチャーズ・イン・ジャパン(これも’65録音) が日本で圧倒的に売れていたため、同様のコンセプトであった BST 8035 はアメリカやイギリスなどのみで発売。日本では僅かにEP盤のみが発売されるにとどまっていた (後年フルアルバムが日本でも発売された)。


この手の偽ライブ盤は当時から数多く制作されていた。最近判明したペギー・リーのビューティー・アンド・ザ・ビートとか・・・。 しかし、偽ライブといえど楽しめたのも事実。歓声がないと盛り上がりに欠けて妙にさみしい。というわけで、こういう偽装なら、まあ笑って許せるかと思う今日この頃。


しかし、この当時のベンチャーズは極めてアグレッシブなサウンドで迫ってきていた。特にノーキー・エドワーズのギターはキレル寸前、ある意味メイド・イン・ジャパンでのリッチー・ブラックモアの狂気に近いものがあったように思う。


PS. BST 8035 に含まれている
   「星への旅路」、「ペダル・プッシャー」の2曲は圧倒的な名演。
   ベンチャーズ恐るべし!


In the Vaults, Vol. 4
ACE CDCHD 1176


【2008/01/21 11:01】 | ベンチャーズ
やっぱりベンチャーズ、というからには・・・!
やっぱりベンチャーズものを1枚紹介しておかなくては気がすまない。ということで、私が所有している全アルバム中のベスト・ワンである「VENTURES IN JAPAN」を・・・。


これは2004年に発売された紙ジャケ仕様のもの。特筆すべきはモノ・ヴァージョンが収録されていること。当時はステレオとモノが併売されていたので、あれでも、と淡い期待を抱いていたのだが、まさか存在していたとは(驚)。


内容はいうまでもなくベンチャーズの数あるアルバムの中でもベストに位置づけられると思う。神がかっているとしか思えない演奏は今でも私の心を捉えて離さない。
孤島に持っていく1枚といえば、これしか思いつかない。


ベンチャーズ・イン・ジャパン(紙ジャケ)
TOSHIBA EMI TOCP-67401
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【2007/10/10 18:24】 | ベンチャーズ
ベンチャーズ命!で45年

ベンチャーズ命

 団塊世代のオヤジですから、当然ヘンテコなアルバム・レビューになるだろうことは容易に想像できることと思われます。

 ベンチャーズにはじまり、ベンチャーズに終わる (予定) 私ではありますが、お付き合いいただければ幸いです。

 ちなみにターンテーブル上のレコードは PATTI PAGE IN TOKYO です。

文責 : 祝 陽雨

輸入盤に掘り出しもの多し!

ベンチャーズ少なし、反省

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